不動産ニュース / 調査・統計データ

2003/10/1

ビル協調べ、全国平均のビル空室率は7.2%とさらに上昇へ

 (社)日本ビルヂング協会連合会は、同連合会会員向けに実施しているアンケート結果をまとめ、「平成15年ビル実態調査」として発表した。

 これによると、事務室空室率は7.2%と前年と比べ1.3%上昇、同連合会が空室率の統計をとりはじめてからもっとも高い水準を示した。
 名目賃料(月額坪あたり円)の全国平均は前年比95円下落の13,091円。最も高かった平成3年の数字(23,008円)と比較すると、約1万円も安くなっている。東京は1,005円下落の18,168円。ピークの平成4年(47,605円)と比べ3万円も下がった数字となった。
 オフィスワーカー1人あたりの床面積については、全国平均23.4平方メートル(東京21.8平方メートル)で、平成12年の25.8平方メートルをピークに減少傾向が続いている。
 「今回は平成14年4月1日から平成15年3月31日までの状況を調査したものなので、『2003年問題』と言われる大量供給による影響が徐々に出始め、このような結果となったのだろう」と同連合会ではコメントしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆