不動産ニュース / ハウジング

2003/10/21

NCN、SE構法住宅需要増に備え集成材供給体制強化

 全国400社の独立系住宅ビルダー・工務店による登録施工店を通じてSE構法住宅の供給事業を行なっている(株)エヌ・シー・エヌ(東京都港区、社長:杉本恒夫氏)は21日、SE構法住宅の需要増に備えるため、(株)大三商行(岡山県岡山市、社長:大越秀樹氏)の千葉支店プレカット工場に新設された集成材のプレカットラインを同社指定工場とし、10月22日から操業すると発表した。

 「SE構法」とは、軸組部分に構造計算ができる集成材を、接合部にSE金物を使用した、半剛節・木質ラーメン工法として1996年10月に初回の建築基準法第38条の建設大臣(現・国土交通大臣)による一般認定を取得したもの。また、意匠設計CADから許容応力度構造計算とプレカットCAMまでを、全国の同社登録店と結ぶネットワークシステムで結ばれているのが特徴。
 現在、同社の指定工場は岐阜県、神奈川県、京都府の3ヵ所で、昨年度は1,000棟分の構造部材を供給している。今年度は、「SE構法開示セミナー」の開催などによって年度内に登録が見込まれる40店舗分を含めて1,200棟の建築を予定しており、特に東日本での需要が急激に増加していることから、供給体制の強化を行なったもの。

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