藤和不動産(株)は23日、今年5月15日に公表した「2004年3月期決算」の業績予想を上方修正した。
これによると、当期単体での中間期業績予想は、経常利益▲3億円(前回発表予想▲4億円)、中間純利益▲20億円(同▲31億円)に修正された。
前回予想から好転した主な理由について、同社では、経費削減および金融収支の改善により経常利益が期初予想より1億円増加、また新経営計画に基づく特別損失の計上が一部下期にずれ込んだため、中間純利益は期初予想より11億円改善する見込みとなったとしている。
また、同期連結での中間業績予想は、経常利益9億円(前回発表予想2億円)、当期純利益▲1億円(同▲3億円)に修正。前回予想から好転した主な理由として、同社は、単体の修正要因に加え、連結子会社における業績の上期前倒し等をあげている。