東急不動産(株)は、東京急行電鉄(株)が運営する「グランデコスキーリゾート」および「ホテルグランデコ」(福島県耶麻郡)の営業を譲受し、16日より運営を開始した。
磐梯高原に位置する同施設は、ゴンドラ1基とクワッドリフト4基の高速輸送体制を有したスキー場と、スキーイン・アウトができるリゾートホテルとで構成。スキー場は12月12日より営業を開始しており、シーズン途中の16日に営業を譲受した。
また、同社の関連会社でゴルフ場やスキー場などのリゾート施設運営を手がける(株)東急リゾートサービスにおいて、今シーズンの「神立高原スキー場」(新潟県南魚沼郡)の運営を受託することを併せて発表。
同スキー場は、2003年3月に、経営母体である(株)連合開発に破産宣告がなされており、破産管財人から営業継続のための運営支援の打診を受け、12月20日のスキー場オープンから、今シーズンの運営を行なう。
なお同社では今後も、施設単独の事業採算性、当社既存リゾート事業との相乗効果が見込まれる案件については、スキー場事業のみならず、資産の取得や運営受託業に積極的に取り組んでいくとしている。