不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2004/1/15

JRF、投資物件に「イオン東浦ショッピングセンター」を取得

 日本リテールファンド投資法人(JRF)は14日、不動産投資信託(JREIT)のための不動産投資物件として「イオン東浦ショッピングセンター」(愛知県知多郡)の信託受益権を取得すると発表した。

 同物件は、2001年に竣工した鉄骨造陸屋根4階建ての大型ショッピングセンター。土地面積86,320平方メートル、主たる建物の延床面積99,758.49平方メートル、付属建物の延床面積699.20平方メートルで、核テナントはジャスコ、東宝シネマ、メガマート、スポーツオーソリティなど。3階および屋上駐車場は、平置を含めて約4,000台の収容ができる。核テナントのほか約100の専門店により、店舗面積56,833平方メートルのモールを形成している。総賃貸可能面積は100,457.69平方メートルで、取得時の稼働率は100%。

 JRFでは、同物件が「名古屋」駅から約23kmの東浦町に位置し、大府市、刈谷市、地立市などのベッドタウンに囲まれていること、国道366号線などの幹線道路の結節点に位置していることなどから、広域からの集客が可能であるとみている。

 取得先は、センチュリー・リーシング・システム(株)(東京都港区、代表者:福田光昭氏)、取得価額は67億円。

 また、同日、本件取得のための資金借入についても併せて発表。1月15日に、(株)東京三菱銀行、三菱信託銀行(株)、中央三井信託銀行(株)の3行から、極度ローン個別契約に基づき、総額62億円の借入を行なう。
 利払い期日は2004年3月、6月、9月、12月の各末日、および元本返済日。元本返済日は2005年1月14日の予定。

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