東急不動産(株)は22日、同社が展開する都市型マンションシリーズ「クオリア(QUALIA)」の入居者に限定したオリジナルサービスとして、寺田倉庫(株)(東京都品川区、社長:廣瀬秀徳氏)との提携による「トランクルーム保管・集配サービス」を、4月からスタートすると発表した。
「クオリア」シリーズは、シングルやDINKSといった小世帯をターゲットに、基本性能・セキュリティ等を強化したシリーズとして、2002年に販売開始して以来、15棟約950戸の供給実績を持っている。
同社ではかねてより、オリジナルの可動間仕切り収納家具や多機能吊戸収納など、さまざまな収納を提案してきているが、特に「クオリア」シリーズでは、居室空間を優先したために収納空間が犠牲となりがちだったため、マンション敷地外での「トランクルーム保管・集配サービス」の導入を決定。寺田倉庫との提携により、「クオリア」入居者へのオリジナルサービスとして、希望者に対し同サービスを提供していくこととした。
具体的には、「ハンガーボックス」(幅50cm×奥行48cm×高さ140cm)、「衣装ケース」(幅40cm×奥行75cm×高さ35cm)、「書籍入り段ボール」(幅36cm×奥行33cm×高さ27cm)各1ケースを1パックとし、6ヵ月間収納料金12,600円(通常価格よりも37,800円お得)の特別価格で提供。衣類等の入れ替えの際には、指定日の中から希望日を選択してもらい、自宅玄関まで集配する。
まずは2004年1月下旬より販売開始する「クオリア代々木」(東京都渋谷区、総戸数54戸)から同サービスを採用。さらに、今後販売する同シリーズのマンションはもちろん、既に販売・入居済みの同シリーズ入居者に対しても、4月より同サービスの提供を開始する方針。