(株)ミラクルスリーコーポレーション(大阪府吹田市、社長:粉川憲史氏)は27日、同社が開発した、集合住宅の増築・リニューアル構法「ミラクル7システム」(特許出願中)により、民間マンションの増築を受注したと発表した。
「ミラクル7システム」は、同社が2002年5月に特許を取得した、2階建て既存住宅を残したまま3階建てに増築・リフォームするシステム「ミラクルスリー構法」を、集合住宅に応用し開発したもの。居ながらにして増築・リニューアルすることが可能となるため、居住者の引っ越しおよび仮住まいが不要となるとともに、建築工事費および建築工期を従来の約60%程度に抑えることができる。
今回受注となったのは、築30年の「Iハイツ」(大阪府吹田市)。鉄筋コンクリート造(RC)、地上4階建て、延床面積867.16平方メートルを、鉄筋コンクリート+鉄骨造(RC+S)、地上7階建て、延床面積1,670.87平方メートルに増築・リニューアルする。施工期間は2004年3月初旬~8月、工事費は1億5,000万円(既設外壁リニューアル費含む)。