JFE都市開発(株)(東京都千代田区、代表取締役:重見憲明氏)は、横浜市神奈川区で進めている「横浜山の内再開発プロジェクト」について、早ければ2004年6月に先行整備街区の建設に着工すると発表した。
「横浜山の内再開発プロジェクト」は、神奈川区の旧NKK浅野ドック跡地を中心とした約7.1haに渡るシーサイドエリアに、商業施設・オフィス・住宅ゾーンを整備する複合開発。03年12月には、首都圏初となる「都市再生特別地区」の都市計画決定を受けている。
先行整備街区は約2.1haで、横浜港を南に望む立地に38階建て(高さ120m)の超高層マンション4棟を建設する予定。計画戸数は900戸以上、全戸から横浜のシンボルMM21や横浜ベイブリッジを眺めることができる。住戸面積は60平方メートル~100平方メートル台。共用施設として、認可保育園、クリニック、屋上庭園、ミュージックスタジオなどを設けるほか、横浜港との都市景観の調和に配慮し、敷地内を積極的に緑化する予定。