不動産流通業に対する社会的信頼性の向上と不動産流通市場の健全な発展の一助になることを目的に設立された「日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会(略称日本RSP協会/NPO法人準備中)」(理事長:近藤紀一氏/東西土地建物(株)常任監査役)が認定する資格制度、「レジデンシャル・セールスプランナー」がスタートする。
日本RSP協会は、不動産流通業務に関わる実務者の職業能力の向上と雇用機会の拡充を支援、その成果を広く一般に告知、啓蒙することをその主要な事業目的として発足。同協会では、不動産実務者の資質と能力の向上を最も重視しており、不動産流通業において、消費者の要望に十分応じられるような「社会的使命」と「コンプライアンス精神」を十分理解した人材を養成するため、今年4月に「レジデンシャル・セールスプランナー講座」を開講。その専門知識習得レベル判定のため2004年12月に第1回「レジデンシャル・セールスプランナー」認定資格試験を実施する。合格者は同協会より「エレメンタリー・レジデンシャル・セールスプランナー(ERSP/初級)」と認定される。
「レジデンシャル・セールスプランナー講座」は、居住用不動産の売買営業スキルを向上させることを目的にして、通信教育、スクーリング、講義・講演等の選択肢を増やし、多くの不動産実務者及び学生や転職者などの一般受講者が時間的、物理的な制約を受けずに日本RSP協会認定の不動産実務者養成研修校「不動産ビジネスカレッジ」各地域校において、十分な教育が受けられるようになっている。
同協会は、2月25日に発会式を行なう。理事長には近藤紀一氏(東西土地建物常任監査役)、副理事長に長尾浩章氏(不動産ビジネスカレッジ副理事長・東京校校長/週刊住宅新聞社代表取締役)、小板橋博幸氏(不動産ビジネスカレッジ評議員/大一不動産代表取締役)、牛迫敬太氏(不動産ビジネスカレッジ理事長・横浜校校長/ワンズ代表取締役)が就任する。詳細についての問い合わせは、日本RSP協会準備室(TEL:03-3209-1011)まで。