不動産ニュース / 開発・分譲

2004/2/17

三井不、「LaLaテラス南千住」グランドオープン

 三井不動産(株)は17日、東京都荒川区南千住で開発を進めてきた、中小商圏型ショッピングセンター「三井ライフスタイルパーク」第3号物件の名称を「LaLaテラス南千住」に決定、2004年4月8日にグランドオープンすると発表した。

 「三井ライフスタイルパーク」は、都市近郊の住宅地における「地域住民の日常生活の利便性の提供と新しく良質な生活提案をする施設」をコンセプトに展開する商業施設。「LaLaテラス南千住」については、荒川区がウィーンのドナウシュタット区と姉妹友好都市であることを踏まえて、「(ドナウの風が感じられる)森と水と音楽」をデザインモチーフにカジュアルなヨーロッパテイストの演出がなされている。

 同社は、大規模な再開発が進められている南千住地区について、今後、30代・40代のヤングファミリー層を中心とした人口増加が見込まれる商業施設立地としての高いポテンシャルを持つエリアと見ている。また、利用者の多様なニーズに応えるとともに、地域住民が集い、憩える空間として新しい南千住のイメ-ジ形成に寄与する商業施設をめざす。

 主な出店テナントには、生鮮食品を中心に展開する(株)京成ストアの「リブレ京成」、手芸・洋裁用品の大手専門店「ユザワヤ」、荒川区では最大規模となる(株)大創産業の「Natural Hills ダイソー」など、関東初出店2店舗を含む31店舗が決定している。

 駐車場250台、駐輪場450台を付設した鉄骨造2階建。総事業費は約14億円、集客目標は年間400万人、売上は年間約80億円を見込む。

 なお、同社では、今後の「三井ライフスタイルパーク」の事業展開にあたり、3月19日にオープン予定の第2号物件「LALAガーデンつくば」と「LaLaテラス南千住」をモデルイメージとし、「LALAガーデン」ならびに「LaLaテラス」をブランド展開していく方針。

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