富士重工業(株)および三井不動産(株)は、富士重工業旧大宮製作所跡地再開発(埼玉県さいたま市北区)における主要事業のひとつとして開発を進めてきた「(仮称)富士重工宮原ショッピングセンター」の名称を「ステラタウン」に決定。2004年4月下旬にグランドオープンすると発表した。
同ショッピングセンターは、総合スーパーの「イトーヨーカドー」を核テナントに、同規模の売場を有する専門店モール、家具販売の「家具の大正堂」、自動車用品販売の「イエローハット」などで構成される、県内最大級の大規模複合商業施設。
専門店モールには、ブランド衣料品店や雑貨店、レストランなどに加え、ナムコとベネッセコーポレーションが展開するファミリー向けアミューズメント施設「しましまタウン」が県内初出店するなど、幅広い年齢層をターゲットとした多様なテナントが100店舗以上出店予定となってる。
なお同計画は、富士重工グループ初の大型賃貸商業施設事業となるもので、事業運営はグループの不動産事業を担う関係会社のスバル興産(東京都新宿区、代表取締役社長:高田 寿氏)が担当、同施設もすべてスバル興産の所有となる。
一方三井不動産は、富士重工グループから、同計画における総合企画業務を受託。施設計画を中心としたプロジェクトのマネジメントを行なっており、施設開業後も、運営管理業務(専門店モールのサブリースを含む)を引き続き行なっていくとしている。