不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/3/2

積和不動産、「2004年1月期決算」発表

 積和不動産(株)(東京都渋谷区、代表取締役社長:山林高明氏)は1日、「2004年1月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は837億1,700万円(対前期比9.2%増)、営業利益は38億3,800万円(同15.1%増)、経常利益は39億1,800万円(同15.4%増)、当期純利益は21億7,200万円(同112.4%増)であった。
 当期連結業績(対象3社)の売上高は896億5,900万円(対前期比8.8%増)、営業利益は40億6,500万円(同12.3%増)、経常利益は41億400万円(同12.8%増)、当期純利益は22億6100万円(同97.8%増)であった。


 営業収益、営業利益、経常利益についてはいずれも増収増益となり、4期連続で過去最高の数値を更新。また、当期純利益についても、販売用不動産評価損を計上した前期より大幅に増加し、過去最高益を更新した。増収増益の主な理由として同社では、不動産賃貸事業において入居率の高い借上物件の受け入れに注力した結果、新規借上物件が8,859戸と前期比21.2%増となったことをはじめ、入居シーズンに合わせて行なったテレビCMの効果、昨年8月に開始したMASTクラブとMAST特約店が一体となって市場および、物件に合った入居者募集活動に注力することで入居率が高水準に推移したことなどをあげている。

 なお同社では、2004年2月1日付でデータ管理および情報処理システムの開発業務を行なっていた積和データサービス(株)を吸収合併しており、今後、積和不動産グループとしての経営効率の向上、顧客情報管理の強化、顧客満足度の更なる向上を図っていく方針。次期見通しについては営業収益975億円、経常利益44億円、当期純利益24億円を見込んでいる。

 また併せて、機構改革および人事異動についても発表。
 投資用不動産の管理および企業提携物件や大型物件の仲介など営業支援をより強化するため、経営企画部の「営業推進課」を「営業推進部」とした。人事については、顧問の渡辺正彦氏と高岡義憲氏が4月21日付でそれぞれ専務取締役、常務取締役に就任するとしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。