東急ホーム(株)はこのほど、2003年度から活動を進めている「東急ホーム共創型次世代住宅&住生活研究会」の成果の一部として、『共創住宅』第1弾「Millcreek-Biarosso(ミルクリーク・ビアロッソ)港北モデル」を発表した。
『共創』とは、家具、化粧品、造園など異業種企業によるコラボレーションによる新たな発見を通じた次世代住宅の開発や、一般モニター研究員のこだわりや知恵を収集した、新しいライフスタイルの提案をさす。
その第1弾となった「Millcreek-Biarosso(ミルクリーク・ビアロッソ)港北モデル」は、大塚家具との共創による「デザイン様式に合わせた提案」として、スパニッシュコロニアル様式に合わせた家具の提案や、第一園芸との共創によりパティオ(中庭)をひきたたせるガーデニングの提案「パティオコンセプト」を実現。また、東京電力との共創では、高気密・高断熱の同商品だからこそ生きる「オール電化」の快適生活を提案し、セコムとの共創では、非常時の威嚇機能などを備えた「TSホームセキュリティーシステム」を開発した。特にこのシステムは、「ミルクリーク・シリーズ」すべてに標準装備とするが、同社によると、注文住宅業界初の試みとなる。
なお、この「Millcreek-Biarosso(ミルクリーク・ビアロッソ)港北モデル」は4月29日から、港北インター住宅公園(横浜市港北区)内で内覧することができる。
「東急ホーム共創型次世代住宅&住生活研究会」としては、今後、モニター研究員との『共創』の成果をもりこみ、第2弾、第3弾の提案をしていく予定。