有楽土地(株)は17日、「2004年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~2004年3月31日)単体業績の売上高は707億2,200万円(前期比▲4.5%)、営業利益は78億9,800万円(同▲0.4%)、経常利益は60億5,400万円(同0.8%増)、当期純利益は34億6,500万円(同2.6%増)。
当期連結業績(対象1社)の売上高は810億3,400万円(同▲0.7%)、営業利益は94億4,300万円(同6.6%増)、経常利益は76億7,300万円(同9.6%増)、当期純利益は43億7,000万円(同13.4%増)であった。
当期は、「新経営計画」を着実に推進し、不動産販売事業を中心に事業展開したことで、収益力が向上し、目標を上回る結果となった。
連結業績については、営業収益は前期比0.7%減ったものの損益面では前期比9.6%増え、当期純利益43億7,000万円(前期比13.4%増)を計上することができたとしている。
配当金については1株当たり5円を予定。
今後の見通しについては、中期経営計画(2004年~2006年度)を策定し、「顧客本位の経営」をベースに営業活動を展開するとともに、経営目標として、有利子負債の圧縮による財務体質の強化、および売上高経常利益率の向上を掲げている。
なお、次期見通しとして、連結売上高830億円、経常利益66億円、当期純利益38億円を見込んでいる。