(株)リクルートコスモスは21日、「2004年3月期決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2003年4月1日~2004年3月31日)単体業績の売上高は1,593億7,100万円(前期比7.7%増)、営業利益は71億8,400万円(同0.8%増)、経常利益は40億8,200万円(同14.0%増)、当期純利益は16億5,100万円(同34.1%増)。
当期連結業績(対象11社)の売上高は1,928億100万円(同7.1%増)、営業利益は96億6,900万円(同1.8%増)、経常利益は58億2,900万円(同4.1%増)、当期純利益は20億6,800万円(同▲6.0%)であった。
当期は、不動産販売事業において、分譲マンション「コスモ・ザ・パークス調布多摩川」「幕張ガーデンフォート」など4,900戸、戸建住宅「コスモアベニュー宮崎台 緑の邱」など354戸を販売。また不動産管理事業において、自社分譲物件に加え、学校法人や研究施設、工場等の受託を積極的に展開した結果、売上高、営業利益ともにプラスとなった。
しかし一方、資産効率化を図るべく保有賃貸資産等を売却、固定資産売却損を特別損失に計上したことにより、純利益は同6.0%の減少となった。
なお次期については、売上高1,800億円、経常利益70億円を計画。資産等の売却に伴う特別損失を織込み、当期純利益は25億円を見込んでいる。