不動産ニュース / その他

2004/6/9

プロロジス、中国蘇州で大規模物流拠点開発を開始

 物流施設専門の不動産開発会社であるプロロジス(東京都港区、社長:ジェフリー・H・シュワルツ氏)は8日、中国の蘇州物流有限公司と50%ずつ出資して合弁会社を設立すると発表した。新会社は、蘇州工業園区内の物流部門を所有、同区内に物流施設を独占開発する権利を有することとなる。

 大蘇州地域は人口600万人を擁し、上海の北西約90kmに位置する外国からの直接投資額がもっとも高い都市。「蘇州工業園区」とは、面積260,000平方メートル、雇用人員12万人、外国からの直接投資額の約50%が投資されている、中国とシンガポール両国政府間の合同プロジェクトで、日本を含め多くの外国企業が進出している。

 今回の契約により、プロロジスと蘇州物流有限公司の両社はそれぞれ約3,100ドルを段階的に投資し、現在建築中の施設も含めて、合計146,300平方メートル超、17棟の物流施設を購入する。また、本契約には約157,800平方メートルの土地開発権に加え、445,200平方メートルの土地価格決定権が含まれており、将来的に合計260,000平方メートルと予定されている開発をサポート。それらの物流地区・拠点は「プロロジスパーク蘇州」と命名される。

 プロロジスは、今後経済成長著しい中国における物流ネットワークを構築、既存顧客や進出予定の各国企業の戦略的物流ニーズに応えていく方針。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。