大和ハウス工業(株)は、創業50周年記念商品として、2階建有料老人ホームの新商品「ダイワレアンジュ」を、7月1日より発売開始した。
同商品は、有料老人ホームを“施設”ではなく“もうひとつのわが家”ととらえ、住宅メーカーとしての同社の実績を、外観やプラン、設備に生かし開発したもの。また同社シルバーエイジ研究所が蓄積した医療・介護ノウハウを集大成させた商品となっている。
外観は、住居への愛着を高めるべく「わが家らしさ」を演出する4タイプ(「北欧風スタイル」「南欧風スタイル」「和風モダンスタイル」「ベーシックスタイル」)を用意。
建物内の空間デザインには、入居者の個性やニーズに重点を置いた「ユニットケア」を導入し、「プライベートゾーン」「セミパブリックゾーン」「パブリックゾーン」の3つのゾーニングにより、入居者自らが生活の中での居場所や時間の使い方を選択することを可能とした。
なお同商品開発に当たっては、同社独自の躯体システム「ダイワコンファルト」を採用。基本モジュールを2,100mmと1,800mmに設定しているため、敷地形状や事業者の要求に柔軟に対応することができ、これにより有料老人ホームだけでなく、グループホームやデイサービス、ショートステイなど、さまざまなプランへのアレンジも可能となっている。
販売地域は全国。プランは自由設計で、参考7プランを用意している。