不動産ニュース / リフォーム

2004/7/1

ミラクルスリーコーポ、独自構法で店舗付戸建住宅を増築

 住宅ベンチャーで建設コンサルタントの(株)ミラクル スリー コーポレーション(大阪府吹田市、代表取締役社長:岸本逸男氏)は、このほど、特許取得の独自構法「ミラクルスリー構法」を用い、和歌山県和歌山市において店舗付戸建住宅の増築に着手した。同構法を店舗仕様の住宅に用いるケースは、今回が初。

 同社独自の「ミラクルスリー構法」とは、2階建ての既存住宅の周囲を基礎で囲み、3階建ての高さまでの重量鉄骨を組む方法で、これにより施主は住みながら3階建てに増築・リフォームすることができるというもの。

 今回のケースでは、1階が中華料理店、2階が住居という戸建住宅について、2階に住まいながら、1階の厨房部分を拡大、店舗内装をリニューアルするとともに、3階部分の増築を行なう。
 こうした店舗付住宅の場合でも、同構法では店舗を開業しながらの施工が可能となるが、今回は厨房の面積変更および内装リニューアルを伴うため、開業しながらの施工は断念。しかしながら、工期は、従来工法で建て替えた場合と比べ、およそ3分の1となる47日間で済むため、営業中止期間のリスクを最大限に抑えることが可能となる。
 今回のケースを受け、同社では、今後店舗仕様の住宅の増改築の際に、開業しながらの工事と営業中止リスクを抑えた超短工期での工事とを選択することができることとなったとしている。

 施工は近畿ブロックにおけるミラクル構法施工代理店の南光開発(株)(大阪府岸和田市、代表取締役:小川豊英氏)が担当。工事費は2,100万円。工期は2004年6月1日~7月中旬を予定している。

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