アキュラネットは7日、品川プリンスホテルエクゼクティブタワー(東京都品川区)にて、第5回全国大会を開催した。
アキュラネットは、(株)アキュラホーム(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:宮沢俊哉氏)を事務局として、1998年に発足、5年目をむかえた。2003年度には会員各社が販売した住宅の総数7,805棟で、前年実績比117%、過去最高の実績となった。
販売棟数の増加要因としては、会員社数が03年度末で600社と順調に増加したこと、スケールメリットを生かしたコストダウンや、高気密・高断熱などの技術開発、住宅性能表示制度主要7項目で最高等級を獲得するなど、高品質の追求に努めたことなどをあげている。
また、宮沢社長によれば「低価格や、地域密着サービスとともに、第三者機関の工事検査の導入、地盤調査の全棟実施などによる安心・信頼性のアピールも影響している」。特に、第三者機関の工事検査については、アキュラホームでは全棟実施、会員各社にも推奨しているという。
04年度の活動方針としては、「技術研究開発を続けるとともに、市場の変化をつかんだ新商品開発を行なっていく。オリジナルの流通システムや新技術を普及させるとともに、アキュラネットの会員社を増やし、5年後には受注棟数20,000棟をめざす」(宮沢社長)。
また、大会では03年度の優秀会員の表彰式が行なわれ、受注成績の良かった会員社や営業担当者、現場管理者などが表彰された。引き続き、優秀会員として表彰された(株)成建ホーム(鹿児島県川内市)の代表取締役渋谷君男氏が特別講演を行なった。