不動産事業と物流事業を行なうイヌイ建物(株)は9日、「2004年11月期中間決算」を発表した。
当期(2003年12月1日~2004年5月31日)の単体業績の売上高は33億2,600万円(前中間期比10.8%増)、営業利益は4億5,300万円(同▲23.1%)、経常利益は4億3,300万円(同▲25.8%)、純利益は2億500万円(同▲2.6%)。
連結業績(対象5社)の売上高は61億8,700万円(同16.8%増)、営業利益は6億8,800万円(同▲14.1%)、経常利益は6億5,700万円(同▲12.4%)、純利益は3億2,400万円(同5.9%増)となった。
セグメント別にみると、不動産事業では2004年2月に完成した地上43階建て超高層賃貸マンション「プラザタワー勝どき」(東京都中央区)が寄与し、営業収益は17億9,100万円で前中間期比18.7%の増収。しかしながら、完成物件の取得に伴う税金や減価償却費の大幅な増加があったため、営業利益は同▲16.5%の7億4,900万円となった。
2004年11月期の連結業績については、売上高122億円、経常利益14億4,100万円、純利益7億5,000万円の予想。