不動産投資運用・証券化ビジネスなどを手がけるアセット・マネジャーズ(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:古川令治氏)は14日、「2004年2月期第1四半期決算」を発表した。
当期第1四半期(2004年3月1日~5月31日)の個別業績の売上高は、11億9,400万円(前年同四半期比249.8%増)、営業利益は8億1,400万円(同859.9%増)、経常利益は8億400万円(同895.5%増)、当期純利益は4億6,000万円(同1,172.4%増)であった。
連結業績(対象2社)の売上高は、18億1,200万円(同330.7%増)、営業利益は11億2,400万円(同960.9%増)、経常利益は10億8,000万円(同1,094.9%増)、当期純利益は5億6,300万円(同1,347.3%増)であった。
新規不動産ファンド組成に関わるアレンジメント手数料、開発型不動産ファンド運営に関わる手数料収入等が寄与。さらに、中国上海での現地法人の設立や、3月に取得した「いばらき京都ホテル」(大阪府茨木市、「ホテル日航茨木 大阪」として6月18日オープン)の運営に伴い、運営会社アセット・オペレーターズ(株)を新設するなど事業規模を拡大した。
古川代表取締役社長は、「2000年の設立以来毎年達成している利益率年間250%増の目標を、今後も維持していきたい」としている。今後は、中国でのビジネス拡大を積極的に行なう方針。
なお通期については、当期第1四半期までの進捗を踏まえ期初発表計画を上方修正。売上高61億円、営業利益26億3,000万円、経常利益26億円、当期純利益12億5,000万円を見込んでいる。