不動産ニュース / ハウジング

2004/7/22

旭化成ホームズ、新商品「かぜのとう」発表

「ヘーベルハウス かぜのとう」外観
「ヘーベルハウス かぜのとう」外観
1階「夏の間」。中庭が設けられている
1階「夏の間」。中庭が設けられている

 旭化成ホームズ(株)は22日、3階建て環境共生住宅「へーベルハウス かぜのとう」発売に先駆け、記者発表を開催した。

 「かぜのとう」は、光、風、雨、緑といった自然の恵みを生かした3階建ての搭状住宅。縦方向に連続した大きな中庭空間を設け、各階から風を取り込み、建物内部に風を通している。中庭空間「空の間」があることで、1階の日当たりが期待しにくい中層住宅エリアでも、太陽の光を取り入れられる。

 「地中熱利用冷暖房システム」も導入しており、1階土間仕様の「夏の間」では、地下で冷やした水を循環させ、床冷房を実現。その他、現在全国10ヵ所でテストを行なっている「屋根緑化システム」や「雨水利用給水システム」なども採用、環境負荷の低減をめざした暮らしを提案している。

 記者会見では、同社代表取締役社長・岡本利明氏らが出席。マーケティング総部長・熊野 勲氏は「環境共生住宅の第1弾『そらから』に続き、自然の恵みを生かせる家を開発しました。中庭を設けたことで、外部に開きながらも、プライバシーを守れ、狭小地でも建てられる設計」と説明。
 会見後は都営大江戸線「牛込柳町」より徒歩5分にある住宅展示場にて、現地見学会も行なわれた。

 なお、発売は2004年7月31日から。本体価格は3.3平方メートルあたり90万円、初年度販売目標は200棟を予定している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。