(社)東京都宅地建物取引業協会は26日、同協会会員と入会予定者を対象に講議・演習を行なう「宅建経営塾」を開講した。
開講式にあたり、同協会の後藤美芳指導研修委員会委員長は「プロとして本来の宅建業のあるべき姿を今一度確認しよう」と挨拶、よりいっそうの知識やノウハウの必要性を示唆した。また、藤田和夫(社)東京都宅地建物取引業協会会長(兼(社)全国宅地建物取引業協会連合会会長)は「今は消費者が真剣で、不動産会社に求められるものは非常に多くなってきている。勉強した人だけが生き残れる時代なので頑張ってほしい」と語った。
同研修は無料で開講され、講議だけでなく実践的な演習が中心。経営力アップをめざす実務本位の内容となっており、社員教育や新規事業者の基礎学習としても活用できる。