不動産ニュース / その他

2004/9/28

コミュニティハウスコーポ、高齢者向け賃貸住宅「ピアライフ・アルファ」に着工

 コミュニティハウスコーポレーション(株)(略称:CHC、東京都渋谷区、代表取締役社長:田中尚輝氏)は、NPO法人市民福祉団体全国協議会(略称:市民協、東京都港区、事務局長:田中尚輝氏)の支援により、既存の賃貸マンションを利用した高齢者向け賃貸住宅「福祉長屋コミュニティハイツ」事業を展開。このほど、同事業に賛同する土地オーナーの提案により、新築タイプのコミュニティハウス「ピアライフ・アルファ」(RC造4階建て、住居19戸)を東京都西東京市で着工、来年3月にオープンすると発表した。

 同社では現在、中古マンションを利用したコミュニティハイツを、都内で4棟運営。東京都東久留米市で2棟、清瀬市で1棟、埼玉県所沢市で1棟が、棟内の1室に各地域のNPOが事務所を構え、「見守り生活支援(LSA)」を担当する形で運営されており、9月現在満室となっている。

 今回着工した「ピアライフ・アルファ」は、賃貸住宅事業形式により、土地オーナーの費用で建築した集合住宅を同社が借り上げ、入居者に転貸する形をとる。運営は、福祉系のNPO法人の事業規模としては全国でもベスト10に入る「サポートハウス年輪」(東京都西東京市)が担当。毎日の安否確認を行なうLSAや介護が必要になった場合のサービスを行なう。
 
 間取りタイプは1LK(36.45平方メートル)~1LDK(42.3平方メートル)の3タイプ。月額賃料は8万6,000円~9万円、その他LSA費(月1万円)、食事・家事援助・介護等(オプション)の費用が必要で、入居時の費用は敷金礼金が各家賃の2ヵ月分、仲介手数料が同1ヵ月分。
 入居時に60歳以上の人が1人以上いる世帯で、別居の家族を保証人にたてられることが入居条件となっており、当面は高齢者を優先に募集をしていくが、一般募集に対応できる賃料・ハードの設定としていることから、一般性を確保したプロジェクトとしていく方針。

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