エス・バイ・エル(株)(大阪市北区、代表取締役社長:渡瀬淳一氏)は、2003年度における同社グループの環境および社会活動の実績をとりまとめた環境報告書「エス・バイ・エル環境報告書 2004」を発表した。
対象期間は、2003年4月~2004年3月。ただし継続的な活動については年度外のものも掲載している。
「環境マネジメント」、「環境パフォーマンス」、「社会的取り組み」の3つの観点から報告書を作成。
2002年度のつくば工場に続き、今年度は山口工場でゼロミッション(排出した廃棄物をリサイクルし、最終的に廃棄物をゼロにするという考え方。同社では製造プロセスから出た原材料の99%以上をリサイクル、リユースすることを定義としている。)を達成した取り組みが紹介されているほか、健康住宅の促進事業として、シックハウス対策の建材仕様に関する改善例などが紹介されている。
さらに今年度からは、環境活動のほか、企業の社会的責任(CSR)に対応するコンプライアンス経営(法令遵守)および顧客満足(CS活動)のページを追加し、情報開示が強化された報告書となっている。