三井不動産(株)は4日、都心型商業施設として開発している「ZOE(ゾーエ)銀座」(東京都中央区銀座)を2005年3月に開業すると発表した。
同施設は、中埜産業(株)(愛知県半田市、代表取締役社長:中埜又左エ門和英氏)が事業主の商業ビル。三井不動産(株)は、総合企画業務を受託してプロジェクトに参画、事業を推進してきた。
地上9階地下2階建ての同施設は、大人の女性をメインターゲットに、都心立地の店舗としては希少な、1店舗あたり約400平方メートル~約1,300平方メートルのゆとりある規模で計画されている。
1、2階がファッションアパレル、3階がビューティーサロン、地下1階、4~9階までがレストランとなっている。
現地は、有楽町駅と銀座中央通りを結ぶ中間地点、海外高級ブランドが集積する銀座マロニエ通りと並木通りの交差点に位置する。周辺にはプランタン銀座、松屋銀座店、三越銀座店などの商業集積があり、銀座の中でも商業立地として一層の発展が期待されるエリア。
同社では、都心型商業施設について、「汐留シティセンター(2003年4月開業)」、「コレド日本橋(2004年3月開業)」「交詢ビルディング(2004年10月開業)」などを展開、今後も引き続き積極的な事業展開を進めていくとしている。