(株)コマーシャル・アールイー(東京都中央区、代表取締役社長:甲斐田啓二氏、旧社名:(株)幸洋コーポレーション)は10日、アパート購入資金についての新型ローン「コマーシャル振興・アパートローン」の取り扱いに関し、日本振興銀行(株)と業務提携契約を締結したと発表した。
「コマーシャル振興・アパートローン」は、1都3県を対象として、一定の条件を満たした個人および法人に対し、1件当たり200万円かつ物件価額の20%を上限として、原則無担保で融資するという点が特徴。貸出期間は、1年以上5年以内で、金利は5%からとなっている。
コマーシャル・アールイーは、従来よりホームプランナー事業として投資用アパート販売を行なっている。同事業は、住まい手のニーズに合わせた高機能的かつデザイン性の高いアパートを提供し、設計・施工から物件管理までのトータルサポートを行なうというもので、前期より本格化し、順調に推移している。しかし、従来型の担保付ローンのみでは十分な資金調達が行なえないことから、購入を見送るケースが多くみられた。同社では、今回の新型ローンが、より幅広い顧客対応を可能とし、同事業の促進策となるものとしている。
また、今回の業務提携については、日本振興銀行が同事業のビジネスモデルを高く評価したことが決め手となった。