大和ハウス工業(株)は12日、「2005年3月期中間決算短信」(単体・連結)を発表した。
当期(2004年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は5,183億2,900万円(前年同期比▲2.3%)、営業利益は235億5,300万円(同4.0%増)、経常利益は250億6,400万円(同5.0%増)、当期純利益は140億5,900万円(同5.7%増)。
当期連結業績(対象35社)の売上高は6,265億6,100万円(同4.9%増)、営業利益は291億2,400万円(同9.1%増)、経常利益は308億7,900万円(同7.5%増)であった。
住宅事業では、新商品の開発に加え、マンション部門でマンション資産価値サポートシステム「D’s Bridge」を導入し、顧客および二次購入者に安心感を与えるシステムの構築に取り組んだことなどから、売上高4,054億9,700万円(同3.6%増)、営業利益220億8,900万円(同5.2%増)を計上した。
また、商業建築事業においては、超高齢社会を見据えて研究を重ねてきたシルバーエイジ研究所が、その集大成ともいえる、2階建て有料老人ホーム商品「ダイワアレンジュ」を発売。結果、売上高1,482億7,600万円(同11.2%増)、営業利益109億300万円(同12.0%増)を計上した。
なお今後の見通しとしては、連結ベースで売上高1兆600億円、経常利益540億円、当期純利益302億円を見込んでいる。