三井不動産(株)は30日、同社が運営・管理するオフィスビルに設置されている「自動回転扉」の安全対策について発表した。
2004年6月に発表された、経済産業省・国土交通省のガイドラインおよび、9月に決議された都の条例などを踏まえ、全78基の自動回転扉を「対策を施した上で運転を再開するもの」44基、「休止するもの」20基、「撤去するもの」14基に分けて対応。
運転再開を予定している自動回転扉のうち、霞ヶ関ビルディング(東京都千代田区)では、安全対策工事ならびに実機による安全確認が終了したため、12月1日より運転を再開。また、その他の回転扉においても、安全対策工事および安全確認が終了次第、運転を再開していく。
同社では、今後も施設利用者の安全に十分配慮し、安全で快適に過ごしてもらえるようオフィスビルの開発、運営・管理を行なっていくという。