三菱地所(株)、東京急行電鉄(株)、三菱倉庫(株)は10日、横浜市西区みなとみらい21地区では最大規模となる、高さ100メートルの都市型超高層分譲マンション「(仮称)みなとみらい21地区40街区開発計画」(神奈川県横浜市西区)プロジェクト概要の記者発表会を開催した。
同物件は、鉄筋コンクリート造、地下1階地上30階塔屋2階建て2棟、総戸数1,226戸(予定)の超高層タワーマンションで、敷地面積20,569.61平方メートル。横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩1分の交通至便な場所に位置する。
「立地・環境・安全・快適」の4視点から住まいの原点を見直し、新たな都市生活の提案をめざし開発された。地球温暖化やヒートアイランド現象を視野に入れ、都市の中の森づくりをコンセプトに、建物を2棟に集約。これにより、中央部に大規模な緑地スペースを確保するとともに、敷地周辺や低層部分の屋上を緑化することで、敷地の約42%を緑地としている。
安全対策として、マンションへの入り口部分には、ICタグを利用したフラッパーゲートを設置。さらに、高い安全性の「免震構造」を採用した。
また、「新しい都市生活を提案する」というライフスタイルの提案者として、音楽家の坂本龍一氏が事業に参画している。
間取りは1LDK~4LDK。専有面積は54.68平方メートル~158.75平方メートル(数値はA棟のもの。B棟は未定)。販売センターは、「ヨコハマベイサイドギャラリー」にて4月にオープン予定となっている。
なお、竣工は2007年2月(A棟)、2008年1月(B棟)の予定。販売開始は2005年5月(A棟)、B棟は未定としている。