不動産ニュース / 開発・分譲

2005/3/28

「M.M.TOWERS FORESIS」、次世代型セキュリティシステムを導入

 三菱地所(株)、東京急行電鉄(株)、三菱倉庫(株)は、横浜市西区みなとみらい21地区において共同で開発中の「M.M.TOWERS FORESIS(フォレシス)」(神奈川県横浜市西区)において、次世代型セキュリティシステムを採用すると発表した。

 「M.M.TOWERS FORESIS(フォレシス)」は、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地下1階地上30階塔屋2階建て2棟、総戸数1,226戸(予定)の超高層タワーマンション。

 今回導入される同システムは、(株)日立製作所が開発した先進のICタグである「ミューチップ」を専用のセキュリティカードに組み込み、セキュリティ認証媒体として日本のマンションでは初めて採用したもの。エントランスに、駅改札口の自動改札機と同様形態のフラッパーゲートとオートドアを設置し、カード所有者のみが通行できる仕組みとなっている。
 家族連れ等、同時に複数人通行する場合には、フラッパーゲートに設けられたテンキーに通行人数を入力することで同時通行が可能。
 来訪者は、エントランスのカメラ付きの集合玄関機から訪問先を呼び出し、住戸内の住宅情報盤にある解錠ボタンを押すことで入館を認証、エントランスに設置されているカード発券機から発券されるカードにより入館ができる。

 また、エレベーターホール前にはセキュリティカードと連動するチェックポイントが、エレベーターにはエレベーター内にあるカードリーダーにセキュリティカードをかざさないと行先登録ボタンを操作できない仕組みとなっているなど、不審者の侵入に配慮したものとなっている。

 なお、同物件の竣工は2007年2月(A棟)、2008年1月(B棟)の予定。販売開始は2005年5月(A棟)、B棟は未定。

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