アパグループ(東京都港区、代表:元谷外志雄氏)は14日、同グループでは第37番目、都内では5番目となる「アパホテル日本橋駅前」(地上15階建て、計610室、最大収容人数625名)をオープン、開業式典を執り行なった。
同ホテルは東京メトロ「日本橋」駅徒歩1分、JR「東京」駅徒歩8分という利便性の高さに加えて、都心でありながら、最上階には大浴場やサウナ、露天風呂を完備するなどの施設面の充実度が特徴となっている。他物件との差別化ともなり、開業初日より満室となる盛況ぶりであった。平日はビジネスユース、休日は観光客をターゲットし、90%前後の稼働率を目標としている。
式典で挨拶にたった元谷外志雄会長は、3月末日に開業した「アパヴィラホテル赤坂見附」、4月27日に開業予定である「アパホテル横浜関内」とともに同グループのホテルを首都圏展開の拠点と位置づけ、今後は国内の同グループホテル空白地域への展開を進めるとともに大都市圏での物件取得にも積極的に取組み、全国的なネットワークを構築していきたいと語った。
また、同グループはホテルとマンションを組み合わせたマルチハビテーションの推進などの独創的な事業展開を行なっているが、今後の大型開発事業においては、立地や周辺環境を勘案し、マンション、ホテル、商業施設などの複合型も視野にいれた“総合都市開発”を行なっていくと明らかにした。