不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/18

資産規模3,000億円達成/JRE「2005年3月期決算」

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は18日、「2005年3月期決算短信」を発表した。

 当期(2004年10月1日~2005年3月31日)運用状況は、営業収益が107億4,700万円(前期比5.9%増)、営業利益が47億100万円(同7.9%増)、経常利益が41億2,100万円(同7.6%増)、当期純利益が41億2,000万円(同7.6%増)であった。1口当たりの分配金は1万5,824円、分配金総額は41億2,000万円、配当性向は99.9%であった。

 当期は7棟の新規物件と特定目的会社発行の優先出資証券を取得することで、外部成長目標として挙げていた「アセットサイズ(時価総額)3,000億円」を約1年前倒しで達成。また、新規物件取得後3年以内の管理業務費・水道光熱費の合計額5%削減という目標に対し、1年の実績値で12.6%の削減を実現したこと等が奏功し、上場以来連続の増収増益も達成した。

 次期については、「二番町ガーデン」をすでに取得。また7期に発行した8万5,000口の投資口により調達した資金により借入金をすべて返済する予定としており、「REIT市場の競争激化により、物件取得についても競争入札が増加、結果価格が上昇し仕入れが難しくなっているので、今後は資産規模の拡大よりEPS(1株当たり利益)の改善に注力する」(取締役社長・梯良一氏)としており、収益128億円、営業利益61億円、経常利益54億円、当期純利益54億円、1口当たり分配金1万5,800円を見込んでいる。

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