不動産ニュース / 政策・制度

2005/5/31

東京都、マンション環境性能表示制度を新設

 東京都は30日、環境確保条例を改正し、マンション環境性能表示制度を新設したと発表。大規模新築マンションの販売広告に環境性能に関する情報の表示を義務付けるもので、購入者に対する選択肢の提供を目的とするもの。

 具体的には大規模新増築マンションの建築主が提出する建築物環境計画書における取組評価に基づいて星印で3段階評価を行なう。「断熱性」「設備の省エネ性」「建物の長寿命化」「みどり」の4項目。
 これらの評価について、分譲広告等の視認しやすい場所に1個所以上表示すること、表示色などが定められている。東京都建築物環境計画書制度の対象となる延床面積1万平方メートル超の分譲マンションの新築または増築で、2005年10月1日以降に建築物環境計画書を提出するものが対象となる。

 同制度は、マンション購入者に対して、“環境に配慮したマンション”に関する選択肢の提供、建築主による自主的な環境配慮の促進、環境配慮型マンションの市場評価の確立をめざしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。