不動産ニュース / その他

2005/7/12

3年後運営資産残高8,000億円へ/クリード「新中期経営計画」

 (株)クリードは12日、2006年5月期~2008年5月期までの3ヵ年を計画期間とする新中期経営計画を策定したと発表した。

 私募ファンドやREITの運用助言等を通じて投資家の期待収益の実現を図る「運用ビジネス」、不動産の発掘、評価から開発、アセットマネジメント、売却等にいたるさまざまなサービスを提供する「不動産サービス」、ホテルや商業施設等、不動産を最適活用したオペレーションを提供する「不動産活用ビジネス」の三事業を中核事業と位置付け、各事業の収益極大化を指向するとともに、事業間シナジー効果を発揮することで、高い成長の持続を図る。
 また、事業戦略に応じた財務機能強化やリスクマネジメント、監査、コンプライアンス体制の確立、人材マネジメントの革新、ブランド認知度の向上など、高成長を支えるコーポレートインフラストラクチャーの再構築をめざしていく。

 これらにより、今後3ヵ年を不動産投資・運用の世界市場創造の実現に向けたファーストステップと位置付け、グループ受託資産残高を2006年5月期3,000億円、2007年5月期5,500億円、2008年5月期8,000億円(2005年5月期実績1,284億円)まで引き上げ、国内トップクラスの不動産投資・運用グループをめざすとしている。連結経常利益は3年後70億円(2005年5月期実績29億6,000万円)となる見込み。

 なお同日発表した「2005年5月期決算短信」(単体・連結)は、単体売上高98億9,500万円(前期比28.4%増)、営業利益24億1,400万円(同56.6%増)、経常利益19億8,000万円(同42.4%増)、当期純利益16億100万円(同93.6%増)。
 連結(対象9社)売上高120億4,700万円(同16.8%増)、営業利益35億1,300万円(同60.2%増)、経常利益29億6,400万円(同64.4%増)、当期純利益21億3,300万円(同104.8%増)となり、増収増益となった。
 次期は、市場の拡大基調が継続するものとの見られる中、新中期経営計画の初年度としていっそうの収益拡大を図るとしており、売上高170億円、経常利益50億円、当期純利益32億円を見込むとしている。

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