不動産ニュース / IT・情報サービス

2005/8/2

首都・近畿・中部圏とも中古マンション価格上昇/東京カンテイ調べ

 東京カンテイ(株)は、首都圏、近畿圏、中部圏において、新築と中古マンション価格を比較分析した調査結果を発表した。

 これによると、首都圏の新築マンションは2005年1~6月平均で坪単価202.8万円となり、2004年の203.2万円から0.2%下落。ただし2002年以降坪単価200万円を超える水準で安定推移している。
 中古マンションでは、2005年1月~6月の坪単価は118.5万円で2004年の117.5万円から0.8%の上昇。価格下落に明確な歯止めがかかった。

 近畿圏の2005年の新築マンション価格は坪単価141.0万円と2004年の139.7万円から0.9%の上昇。2000年の価格水準に戻りつつある。中古マンションは坪単価74.5万円で、2004年の74.3万円から0.3%戻し、バブル以降の下落傾向に終止符を打った。ただし、2000年の坪単価91.8万円からは依然17万円程度の格差があるとしている。

 中部圏の新築マンション価格は、2000年以降ほぼ横ばいで推移。2005年は坪単価121.8万円で2004年の119.0万円から2.4%上昇している。
 中古マンションも、2004年は坪単価64.8万円と2004年の63.4万円から2.2%上昇。三大都市圏の中でも最も価格上昇が顕著であることが分かった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆