フロンティア不動産投資法人は17日、「2005年6月期決算短信」を発表した。
当期(2005年1月1日~6月30日)運用状況の営業収益は25億1,100万円(前期比26.5%増)、営業利益は12億4,000万円(同▲2.1%)、経常利益は12億4,200万円(同17.8%増)、当期純利益は12億4,100万円であった。1口当たり分配金は1万1,244円、分配金総額は12億4,100万円、配当性向は99.9%。
FRIは当期、日本たばこ産業(株)との契約をもとに、「(仮称)ベルタウン丹波口駅前店」、および「(仮称)イオン大曽根ショッピングセンター」の2物件について、売買予約契約を締結。それぞれ2005年8月末、2006年3月に取得予定となっている。
なお、当期末時点におけるポートフォリオに変更はなく、計6物件、総賃貸可能面積396,128,52平方メートル、テナント数8、稼働率100%であった。
なお次期は、現在JTとの間で、「(仮称)サミット新滝野川店」(JT滝野川社宅跡地)、および「(仮称)旧九州工場開発建物」(同広島工場跡地)の2物件について、優先交渉権に基づく取得交渉を行なっており、すでに売買予約契約を締結した2物件を加え、4物件の取得を予定。営業収益26億900万円、経常利益12億6,900万円、純利益12億6,800万円、1当たり分配金1万1,485円を見込んでいる。