不動産ニュース / その他

2005/9/29

大和ハウス、小型風力発電機「風流鯨」発売へ

 大和ハウス工業(株)は、ニッコー(株)(石川県白山市、社長:坂井明紀氏)と共同で、10kW風力発電機『風流鯨(かぜながすくじら)』を開発。10月1日より、大和エネルギー(株)およびニッコー(株)で販売すると発表した。

 同商品は、地球温暖化防止アイテムの1つとして開発されたもの。用途は、工場や事務所、大型商業施設の駐車場に設置し、実用電力を供給するとともに、環境への取り組みをアピールすることができるとしている。
 また、商用電源のない山岳地帯などで蓄電池と併用することで携帯電話の基地局などの電力をまかなうことも想定している。

 風速2.5mからの発電開始を実現、発電した電気は商用電源に連係することで、売電が可能となっている。また、防災用として活用する場合には、バッテリーを搭載することもできる。
 年間平均風速6m/sの場所に設置すると、年間期待発電量は約2万5,000kWhで、一般住宅約5軒分の消費電力をまかなうことができる計算。

 風車直径7m、回転中心高さ11m。シロナガスクジラが空に浮かぶイメージでデザインされている。
 販売地域は全国、標準価格は1,500万円台~。年間販売目標は30台としている。
 同社では、今後も自然エネルギーを活用した環境負荷低減商品開発や事業活動を通じて、環境問題に取り組んでいくとしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。