東京都は、木造住宅の耐震改修が十分に進まない現状を踏まえ、広く都民に紹介するために、安価で信頼のできる耐震改修工法や装置を募集すると発表した。
今回募集するのは「耐震改修工法部門」と「装置等部門」の2部門。
「耐震改修工法部門」では、木造住宅の耐震性能の向上を図るために実施された耐震改修工法等で、安価で信頼できる事例を募集する。1階のみ、1室のみといった部分補強事例でも応募できる。
「装置等部門」では、防災用ベッドや耐震シェルターといった、地震時に人命を保護するための装置等で、安価で信頼できる実施事例およびアイディアを募集する。
一定の評価を受けた事例・アイディアについては、ホームページ等で都民に公表するとともに、都庁において展示を行なう。
応募資格は特になく、個人、法人、団体等や建築士等の資格の有無も問わない。
募集期間は10月17日（月曜日）から12月16日（金曜日）まで。応募の際は、応募用紙に内容を記入、必要書類を添付の上郵送・持ち込みにより提出すること。
募集要項、応募用紙などは東京都ホームページ（http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2005/10/22fah100.htm）からダウンロードできる。
詳しい問い合わせは、都市整備局市街地建築部建築企画課（03-5388-3344）まで。
