不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/11/7

大京、「2006年3月期中間決算」発表

 (株)大京は7日、「2006年3月期中間決算短信」(単体・連結)を発表した。

 当期(2005年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は1,236億3,700万円(前年同期比▲10.3%)、営業利益は70億6,100万円(同27.8%増)、経常利益は50億7,900万円(同103.7%増)、当期純利益は116億5,200万円。
 当期連結業績(対象9社)の売上高は1,851億1,600万円(同2.7%増)、営業利益は110億6,800万円(同55.3%増)、経常利益は90億8,100万円(同103%増)、当期純利益は177億1,800万円であった。

 当期は、マンション分譲事業における収益力の強化とともに、マンション管理事業、不動産仲介業などの収益拡大に努めた結果、大幅な増益を実現したものの、固定資産および投資有価証券の売却による特別利益、繰延税金資産を実施したことなどにより、大幅な純損失を計上した。

 セグメント別には、不動産販売事業の主力のマンション分譲事業において、売上高が4,421戸、1,446億9,600万円(前年同期比▲95億300万円)と微減したが、マンション売上総利益率は16.3%(同2.2ポイント増)へ上昇、同総利益は236億1,700万円(同19億3,400万円増)となったことを主体に、営業利益96億8,100万円(同43%増)と大幅増益を計上した。
 不動産管理事業において、前連結会計年度末に連結子会社となった大京管理(株)の業績が寄与し、売上高132億6,000万円(前年同期比551.7%増)、営業利益13億6,300万円(同396.4%増)となった。
 また、不動産仲介事業では、中古マンションを対象とする仲介収入が23億8,700万円(前年同期比4億1,200万円増)となり、新築マンション販売代理収入が受託物件数の減少により11億3,900万円(同▲8億8,100万円)となった結果、売上高35億2,600万円(同▲11.7%)、営業利益2億9,400万円(同▲46.6%減)となった。

 通期業績見通しは、連結売上高4,360億円、経常利益240億円、当期純利益290億円。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。