不動産ニュース / 開発・分譲

2005/11/11

ナイス、震災対応型マンション「パークフロンテージ港南台」建設

 ナイス(株)(神奈川県横浜市、社長:平田恒一郎氏)は11日、計画中のマンション「パークフロンテージ港南台」(横浜市港南区、総戸数99戸)において、地震の被害を軽減する「免震構造」を採用するほか、災害対応型のマンションを開発すると発表した。

 同マンションは、JR根岸線「港南台」駅徒歩圏、地上7階建て、敷地面積3,778.98平方メートル、延床面積9,355.41平方メートル。
 地震発生時の対策として、積層ゴムやすべり支承で、震度7の揺れを震度4に軽減する免震構造を採用する。地震発生後の備えにも着目し、オール電化、蓄電池、ソーラー照明、雨水利用、非常用トイレなど、被害発生後の生活まで想定した設備を取り入れた。

 オール電化、エコキュートは、災害発生時には貯湯タンク内の水約370リットルを各住戸ごとの生活用水として利用することができる。
 蓄電池、ソーラー照明は、一部の電灯やライフラインコンセントの電源として利用することが可能。また、約4,000リットルの水槽を設置し、「雨水をためる」ことで共用の生活用水を確保。居住者用の「非常用トイレ」設置により、災害発生時における地域環境への負荷を軽減するとしている。

 住居専有面積68.70平方メートル~84.42平方メートル、予定最多価格帯3,600万円台。完成は2006年8月下旬、入居開始は2006年9月下旬の予定。

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