不動産ニュース / 開発・分譲

2005/11/11

東建コーポ、高層高級賃貸「ホームメイトタワー名古屋(仮称)」着工

「ホームメイトタワー名古屋(仮称)」外観イメージ
「ホームメイトタワー名古屋(仮称)」外観イメージ

 東建コーポレーション(株)は9日、「ホームメイトタワー名古屋(仮称)」(名古屋市千種区、総戸数183戸)の建設に着工した。

 同物件は、サッポロビール工場跡地に都市再生機構主体で開発された「千種アークスクエア」の一区画に計画された、民間参画プロジェクト。
 ホームメイトタワー名古屋は、同社にとって不動産証券化事業第1号案件、都市再生機構と定期借地契約を賃借した。
 地上23階建て、敷地面積6,614.67平方メートル。総戸数183戸のうち、マンスリーゾーン(2~6階、60戸)、一般賃貸ゾーン(7~16階、89戸)、高級賃貸ゾーン(17~22階、32戸)、特別高級賃貸ゾーン(23階、2戸)の4つの入居者層をターゲットにしている。

 同物件を皮切りに同社では、都市部に用地を購入または賃借し、証券化の手法を用いて出資を募り、賃貸建物を建てる開発型不動産証券化事業を本格的にスタート。居住用物件として貸し出し、運用益をあげていく。

 建物完成後に発生する、サブリースによる収益や、リフォーム工事売上などの運用利益を、ストックビジネスとして将来の安定収益源にする予定。

 同社では、開発型不動産証券化事業を、中部地区、首都圏を中心に展開し、将来的には400億円程度の事業規模に育てていくとしている。

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