不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/11/11

ニチモ、「2006年3月期中間決算」発表

 ニチモ(株)は11日、「2005年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期中間期(2005年4月1日~9月30日)における単体業績の売上高は541億7,200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は34億300万円(同53.9%増)、経常利益は21億300万円(同75.2%増)、当期純利益は30億5,900万円(同▲91.0%)となった。
 また、当期連結業績の売上高は590億9,100万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は33億3,500万円(同42.6%増)、経常利益は21億3,500万円(同73.6%増)、当期純利益は30億6,900万円(同▲90.9%)となった。

 主要セグメント別では、不動産分譲事業において、「東京インターマークス」(東京都江戸川区)、「トキアス」(東京都荒川区)など比較的大型のファミリー物件や、同社初の都市型コンパクトマンション「日本橋ヴォアール」(東京都中央区)を販売し、当期の売上高は540億6,300万円、営業利益は43億3,900万円と大幅な増加となった。
 また請負工事事業では、建物管理事業との連携を強化した提案型営業などを積極的に推進し、売上高は26億1,400万円となったが、営業利益は2億3,500万円にとどまった。
 なお、当期純利益が大幅に減少した要因として、債務免除益294億6,100万円などを計上した前期に比して特別利益が大幅に減少したことを挙げている。

 通期予想(単体)は、売上高570億円、経常利益27億円、当期純利益27億円。連結では売上高620億円、経常利益28億円、当期純利益28億円を見込むとしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。