エス・バイ・エル(株)(本社:大阪市北区、代表取締役社長:渡瀨淳一氏)は、2006年6月に迎える創立55周年を記念した商品の第1弾として、2006年1月2日より「ASTAIR(アステア)」を発売することを明らかにした。
「ASTAIR」は、「木質接着パネル構法の強さと在来軸組工法の自由さを合わせ持つHYT(ヒット)構法」(開発企画部・藤本和典氏)を採用した新商品。
2×4、鉄骨、コンクリートといった工法を上回る空間創出とデザイン性を特徴としており、柱で支えるという特徴を生かし、横方向に視線が抜ける空間創出を実現。また大開口・大きな吹き抜けを設けることで、センターコートとは異なる快適さも提案している。平面的につなげるのではなく、空間を折り畳んで多層に構成する「スキップフロア」といったメニューも用意した。
10日に開催されたマスコミ向け見学会では、船橋総合住宅展示場に建設された「MINCA.taste(ミンカ・テイスト)」が公開され、床を掘り下げ、タイル張りで仕上げられた土間感覚の台所や、二面に縁を持った和室が紹介された。
本商品ターゲットは総予算3,500万円~4,500万円の建て替え層に定め、坪単価は70万円の完全邸別設計としている。関東、東海、近畿、高松、松山を販売地域としており、初年度は240棟・約90億円の販売を見込んでいる。