(株)アーバンコーポレイションは25日、「2006年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期(2005年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は139億100万円(前年同期比▲4.1%)、営業利益は55億5,300万円(同4.1%増)、経常利益は51億5,900万円(同5.1%増)、純利益は40億1,600万円(同3.3%増)。
当期連結業績(対象11社)の売上高は208億8,100万円(同7.8%増)、営業利益は72億8,400万円(同28.2%増)、経常利益は68億8,600万円(同31.3%増)、純利益は52億3,900満3円(同27.2%増)であった。
セグメント別には、不動産流動化事業において、不動産ファンドなどへの開発物件の売却が想定を上回る価格水準で順調に推移したことなどが寄与し、営業利益77億4,700万円(同20.0%増)を計上。
一方分譲不動産事業については、新築分譲マンションの契約は計画どおりに進捗しているものの、引き渡しが下期に集中することから、営業利益は同▲38.5%となった。
また、アセットマネジメント事業では、預り資産残高が順調に増加したこと、物件売却による成功報酬が積み上がったことなどから、売上高23億100万円(同302.4%増)、営業収益17億2,100万円(同433.8%増)と大幅増収増益となった。
なお通期業績は、下半期に売却を予定している開発物件に関しても想定価格を上回る価格水準での売却が見込めること、および東京美装興業(株)の株式売却に伴う有価証券売却益の発生を理由として、公表済みの業績予想数値を修正し、売上高688億円(前回発表予想725億円)、経常利益226億円(同160億円)、純利益150億円(同105億円)を見込むとしている。