スターツCAM(株)は、東京電力とオール電化の賃貸共同住宅に関して業務提携を行ない、防災パッケージ商品「オールセーフ」を開発、11月末より販売を開始することを明らかにした。
「オールセーフ」はスターツが開発した高床免震工法の共同住宅にオール電化システムと、防災井戸を組み合わせたパック商品。高床免震工法により地震発生時の倒壊、損壊を最小限に防ぎながら、地震発生後のインフラ復旧が早い電気をエネルギー源とするオール電化を採用、井戸を設置することでそして生活用水を一刻も早く確保できる等の、防災上の特徴を有している。
その他この商品のメリットとして、高床免震工法は、そうではない建物と比較して5%程度のコストアップで済むこと、そして省エネ効果の高いオール電化にすることで、入居者の月々の光熱費を節減することができること、そして防災上の安全性、安心感、省エネ効果等のメリットから、入居率が高まり、また賃料水準も高くすることができること等を挙げている。