不動産ニュース / 開発・分譲

2005/11/29

港区白金に「住商工一体」のまちが誕生/「白金アエルシティ」竣工

白金アエルシティ全景
白金アエルシティ全景
再開発以前の風景
再開発以前の風景

 (株)長谷工コーポレーションが事業協力を行なう白金一丁目東地区市街地再開発事業が、30日に竣工を迎えた。

 本プロジェクトは、白金一丁目東地区市街地再開発組合(理事長:間明田勝彦氏)が東京メトロ南北戦・都営三田線「白金高輪」駅に直結した約2万5,000平方メートルの再開発地区において、超高層マンション・オフィスビル・工場集約街区からなる「住商工一体」のまち「白金アエルシティ」の開発を進めてきたもの。
 長谷工コーポレーションは、90年の再開発研究会設立から参画。2000年に再開発組合が設立。地権者、賃借人などおよそ400件の権利調整を行ない、2002年7月に着工。3年以上の時間を費やし、完成したもの。

 「白金アエルシティ」は、地上42階・地下3階建て・住宅戸数543戸のタワー棟、地上8階・地下3階建て・住宅戸数41戸のテラス棟、そして地上2階・地下1階、21の店舗で構成されるプラザ棟からなる超高層街区の住宅棟「白金タワー」、そして地上26階・地下2階のオフィス棟「NBFプラチナタワー」、そして地権者の工場を集約した集合工場1棟・集合住宅1棟・分有工場5棟からならなる工場集約街区「テクノスクエア」からなる。同エリアは、印刷業や金属加工業などの町工場が林立した低層市街地で、20工場が操業していたが、再開発にあたり10工場が廃業、転出している。

 総事業費は約486億円。麻布、高輪、広尾、六本木に囲まれ、周辺には外国公館もある高感度なイメージのまちであり、さらに駅直結という交通至便な都心ランドマークとして、また地域の核として、今後の発展が期待される。

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