不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/11/30

JREITのスターツプロシード投資法人が上場/JASDAQでは第1号

 スターツプロシード投資法人(東京都中央区、執行役員:平出和也氏)は30日、28番目の不動産投資信託(JREIT)として、ジャスダック証券取引所不動産証券化市場に上場した。なお、ジャスダックへのJREIT上場としては第1号となる。

 同投資法人は、スターツアメニティ(株)およびスターツコーポレーション(株)が出資する資産運用会社、スターツアセットマネジメント投信(株)により2005年5月に設立されたもの。
 発行投資口数は21,600口、公募価格は1口当たり20万円。賃貸住宅、マンスリーマンション・サービスアパートメント、ホテルおよび高齢者施設等の賃貸住宅周辺領域の不動産を投資対象としていく方針。
 投資エリアは、首都圏主要都市、政令指定都市および地方主要都市に所在する物件に投資を行なっていくとしている。
 
 また2006年4月期(2005年5月2日~2006年4月30日)業績は、営業収益3億500万円、経常利益9,200万円、純利益9,000万円、1口当たり分配金3,878円を予想。2006年10月期(2006年5月1日~10月31日)業績は、営業収益3億5,900万円、経常利益1億3,500万円、純利益1億3,400万円、1口当たり分配金5,766円を予想している。

 上場初日の初値(始値)は公募価格と同じ20万円、その後高値が20万1,000円を記録したが、終値は19万5,000円となり、公募割れでのスタートとなった。

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