(株)アーバンコーポレイションは22日、大阪市北区茶屋町において、ホテル・住宅・商業からなる高層複合ビルの開発計画を決定したと発表。
茶屋町は梅田ターミナルに隣接していながら、昔ながらの細路地が走りゆっくりと徒歩回遊できるうえ、地名に由来するお茶屋町の面影を残すコミュニティエリアとして人々に親しまれてきたエリア。
同プロジェクトでは、このコミュニティエリアとしての機能を残しつつ、人々の生活を提案する施設として、「ライフスタイルを創造する立体融合都市」を全体コンセプトに設定。さらに、ビル全体を高層部・中層部・低層部に分離しそれぞれに詳細なコンセプトを決め、開発を行なっていく。
なお、ホテル・住宅を配する高層階のバルコニーは、テラス感覚で使用できる工夫がされ、屋上にはチャペル・イベントに対応可能な施設を設ける。
また、ビルの中層階には庭を設置、商業施設とホテル・住宅を結ぶガーデンや自由にくつろげる空間が誕生する。
低層階の商業施設は、まちの歩道の延長と考え店舗をコアに配置、周辺を回遊動線としてまちの賑わいを演出する。
鉄筋コンクリート造、地下3階地上24階、延床面積は2万9,903.90平方メートル、で2007年1月に着工、完成は2009年3月、オープンは2009年6月の予定。