不動産ニュース / 開発・分譲

2005/12/22

大阪・茶屋町構想複合開発プロジェクト発表/アーバンコーポ

北西方面からみた完成イメージ
北西方面からみた完成イメージ

 (株)アーバンコーポレイションは22日、大阪市北区茶屋町において、ホテル・住宅・商業からなる高層複合ビルの開発計画を決定したと発表。

 茶屋町は梅田ターミナルに隣接していながら、昔ながらの細路地が走りゆっくりと徒歩回遊できるうえ、地名に由来するお茶屋町の面影を残すコミュニティエリアとして人々に親しまれてきたエリア。
 同プロジェクトでは、このコミュニティエリアとしての機能を残しつつ、人々の生活を提案する施設として、「ライフスタイルを創造する立体融合都市」を全体コンセプトに設定。さらに、ビル全体を高層部・中層部・低層部に分離しそれぞれに詳細なコンセプトを決め、開発を行なっていく。

 なお、ホテル・住宅を配する高層階のバルコニーは、テラス感覚で使用できる工夫がされ、屋上にはチャペル・イベントに対応可能な施設を設ける。
 また、ビルの中層階には庭を設置、商業施設とホテル・住宅を結ぶガーデンや自由にくつろげる空間が誕生する。
 低層階の商業施設は、まちの歩道の延長と考え店舗をコアに配置、周辺を回遊動線としてまちの賑わいを演出する。

 鉄筋コンクリート造、地下3階地上24階、延床面積は2万9,903.90平方メートル、で2007年1月に着工、完成は2009年3月、オープンは2009年6月の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。