(株)東京カンテイは19日、2005年12月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を各行政区単位ごとに算出し、その平均坪単価を一般的なファミリータイプの価格に即するよう70平方メートル換算したもの。
これによると、首都圏12月の中古マンション価格は2,543万円(前月比3.5%上昇)となり、2ヵ月連続の上昇となった。主要都市別には、千葉市(1,649万円、前月比0.0%上昇)で横ばい、東京23区(3,343万円、同▲0.7%)の下落のほかは、横浜市(2,268万円、同0.4%上昇)、さいたま市(1,926万円、0.8%上昇)と上昇傾向になってきている。
近畿圏の中古マンション価格は1,610万円(同▲0.7%)。大阪市(1,940万円、同1.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇。一方、神戸市(1,540万円、同▲2.4%)と3ヵ月連続で下落。
中部圏は、1,324万円(同▲1.7%)と下落傾向。名古屋市も1,359万円、同▲0.6%と僅かに下落。